Googleの英断

Googleの英断は、苦渋の中の選択肢のひとつであったと思います。
郷に入って郷に従え」は古くからの格言の一つですが、それはそのとおりでしょうか。

その違いは、オープンスタイルの自由社会に育った企業との違いにもあると思います。
そして、企業理念。結婚でいけば、考え方の違い、そのものでしょうか。

相容れないカップルであれば、それはいっしょにやっていけないように。

企業として存続していくため、中国におけるマーケットの広さを考えると、その選択肢は容易な方向に行くのが一般企業の大半ではないかと思いますが、Googleが違うのは、Googleらしさが失われていなかったこと。

本来持っていた、そして、現在も受け継がれているGoogleのDNAが創業当時からも、今も変わらない自由闊達さ。

Googleとして、そしてトップしての決断が、売上重視の姿勢に行くことなく、迎合しない英断は、今も息づいている証でもあるかもしれません。

Googleの中国本土における検索サービスからの撤退を英断したのは、中国マーケットを重要視している一方でGoogleの根幹とも言える、

『言論の自由』そのものが意味を持たなくなることに対しての英断だったのでしょう。

それが、自分だけ、個人だけ、企業だけ良ければいいとする傾向が強い中、これだけは譲れない企業ポリシーでもあったのです。

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