ブックメーカーとは違法?日本とアメリカでの違いは?

ブックメーカー

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「LAタイムズ」によると、下記のように水原通訳が大谷の代理人弁護士から、大谷の資金を違法なブックメーカーで賭けるため「大規模な窃盗」に手を染めたと告発されたようですが、ブックメーカーとは一体何が違法なのでしょうか?

Shohei Ohtani’s attorneys accuse interpreter of ‘massive theft’ tied to alleged gambling
Representatives of Dodgers superstar Shohei Ohtani on Wednesday accused his interpreter of engaging in a “massive theft” of the ballplayer’s funds to place bets with an allegedly illegal bookmaker who is the target of a federal investigation.

ロサンゼルス・タイムズ

大谷翔平の弁護士、賭博疑惑に絡む「巨額窃盗」で通訳を告発

上記を訳すと、大谷翔平の弁護団、賭博疑惑に絡む「巨額窃盗」で通訳を告発
ドジャースのスーパースター、大谷翔平選手の代理人は2024年3月20日、大谷選手の通訳が、連邦捜査の対象となっている違法なブックメーカーと賭けをするために、大谷選手の資金を「大規模な窃盗」に及んだと告発した。

びっくりしました、本当なのかと?

ブックメーカーとは?

ブックメーカーとはスポーツイベントの結果に賭けるのですが、例えばサッカー、野球、バスケットボール、テニスなど、多種にわたるスポーツが対象となる賭け事の一つになります。

つまりスポーツの結果に対する賭けですね。

賭けに対して倍率を意味するオッズを設定してその賭けが当たる確率が反映されるのですが、その賭けの種類としは、試合の勝者だけでなく、得点数、得点者、試合の進行など、多種の要素に対して賭けることもできるのがブックメーカーですね。

大半はインターネットのオンラインでの運営上で運営され、世界中のユーザーの参加が可能。

スポーツイベントの結果に賭けることを可能にするオンラインプラットフォームで、その運営と利用の合法性は各国や地域の法律によるため、注意していく必要があるわけですね。

ブックメーカーは日本やアメリカでは合法なの?

ブックメーカーは、運営元の国や地域の法律に基づいて合法的に運営されて、ユーザーがアクセスする国や地域でオンラインギャンブルが違法である場合、そのブックメーカーを利用することは違法となります。

日本では、ブックメーカーの違法性や合法性について明確な法律が存在しませんが、日本の刑法では賭博に関して一定の規定があり、公営ギャンブル以外は基本的に法律で認められていません。

そのため、海外で政府の認可を受けて運営されているブックメーカーを日本から利用することは、現状では「グレーゾーン」となります。

ブックメーカーの法律上の扱いは国によって異なり、アメリカでは州によってブックメーカーの利用の違法性、合法性が定められていて、例えば、ユタ州やアイダホ州では違法とされていますが、ニューヨーク州では学生スポーツを除くプロスポーツへの賭けごとは合法となっていますが、確認が必要です。

そのため、ブックメーカーを利用する際は、まずは自ら居住する地域の法律を確認することが重要です。

日本で合法的なギャンブルとは?

騎手が乗った馬がレースを行う競馬は、中央競馬、地方競馬を含め、着順を予想するのは公営ギャンブルの一つですが、その他の合法的なギャンブルには何があるのでしょうか?

競輪は、自転車に乗ったレーサーがランキングを競う公営ギャンブル。

オートレースは、小型自動車を使って開催されるレース。

ボートレース(競艇)は、水上でレースが開催される公営ギャンブル。

宝くじも日本全国で販売されている公営ギャンブルの一つですね。

スポーツくじは、サッカーや野球などのスポーツイベントの結果に賭けることができる公営ギャンブルになります。

これらのギャンブルは公的部門が運営して、それぞれのギャンブルの収益は公益のために使われますが、それ以外の民間企業が運営する賭博は違法で禁止されているので注意が必要になります。

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