オバマ大統領の手腕はさすがです。
これまでに無く苦境に立ったG.M,にメスを入れ、思い切った改革の一つを実行した
まさしく、この時代に選ばれし人です。
大統領兼、G.M.(ゼネラルモータース)CEOとも言えるのでは?G.M,の船体を大きく舵を切り、決断展開した永遠に語り継がれる偉大な大統領の一人ですね。
例えば、フィクションで有名なエンタープライズ宇宙艦隊のカーク船長は、色々な試練の中で数多くの選択肢の中から決断するドラマが観られますが、
スタートレックの、ジェームス・T・カークが大きな選択肢の中で見事に危機を乗り切ります。
今回のG.M.の選択肢は、唯一その方法しか無かったのではないでしょうか。
かなりドラスティックに、展開できたのは見事で、もちろん、これで収拾ついた訳ではなく、これからが大変なのですが、超大恐慌も起こり得る、株の暴落が無く進められたことは大きな実績です。
前半が終わり、ゼネラルモータースの後半のビジネス展開も、同様に大きな変化を秘めます。
時代に合っていても、売れる価格帯の車なのか、今乗っている車でなくて、今後是非とも必要な車で、本当に手にしたいのかどうか。
よりスマートにビジネスを素早く展開しないと、第二の波が起こるので、最適化した、今後必要とされる自動車が市場に投入できるかが大きな鍵になります。
日本ではハイブリッドでも、それはアメリカにとって二番煎じ、今は通用しても今後の自動車の流れは変わってくるでしょう。
以前にも触れた、電気自動車やソーラーカー、またはそれに匹敵するエンジン推進力をもった自動車の時代に入ってくると思います。
この推進力を持つ自動車こそが、今後の車の主流になっていくと思われるので、その流れをオバマ大統領が、どのように対応してくるかが大きな見どころになってきます。
大統領の周りにはかなりの資質の高いブレーンが揃い、シンクタンクを形成していますが、将来視点をもった人材もまた必要になってくるでしょう。
療養中のアップルのスティーブ・ジョブス氏、万一、ジョブス氏が自動車を製造するなら、すごい製品になるでしょうね。
エンジンをこれまでに無い全く違うスタイルに変えてくるか、どうかは分かりませんが、十分あり得ます。
これまでに無い視点から自動車を切り崩してくるでしょうから、アメリカの救世主になると言っても過言ではないでしょう。それだけの資質が求められています。
もちろん、自動車を手がけることはほとんどあり得ないことですが。
今後、急速な変革を求められることになっていきます。
各メーカーも投資を含めて、しのぎを削っている中で、日本、アメリカを含めて、二番煎じでない自動車メーカーが、これからの自動車をリードしていくように思います。