イチローの凄さと不振の原因は?

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イチローの凄さと不振の原因は」イチローの2011年の全試合日程は終わり、
11年連続200安打の大記録は達成できませんでしたね。

そして、2012メジャーリーグ開幕。2012年4月10日、ついに、イチローV.S.ダルビッシュの直接対決が期待されています。

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2011年のイチローの結果は、ちょっと残念というより、すごく残念です〜。
と、思った人は多かったのではないでしょうか。本人は、相変わらず、すまし顔ですが
きっと気持ち的には、とても残念だったと憶測できます。

なにしろ大記録ですからね。惜しくないはずはありません。(きっぱり)

しかしですよ、3割を切れた打率とは言うものの、イチローの凄さは、10年連続200安打よりもすごい記録があるのですね。

何だと思われますか?
恐らく、2度びっくりされるかもしれません。

イチローの凄さは、17年連続打率3割超えを記録していて、オリックス時代のイチローは、1994年の3割打者の記録を皮切りにオリックス時代で、7年連続打率3割り超え、

大リーグのマリナーズで、言わずと知れた10年連続3割打者をキープ。合計、17年連続で打率3割以上の記録を残していることなんですね。この記録を残していること自体有り得ないです。

しかも途切れることなく、連続してる記録ですから。連続200安打+連続3割キープ。
うーん、と唸ってしまいます。これだけでも凄いのに、日本プロ野球と大リーグを合わせた、
条件的にもハードルが高く険しいアメリカ大リーグの環境を合わせての記録保持者です。

更に、驚くことに、過去の日本プロ野球史でも燦然と輝く記録を持つ大打者と言えば、野球の神様、川上哲治さん、世界の王の王貞治さんや長嶋茂雄さん、野村克也さん・・・更に、敬称割愛させていただいて、

張本勲、落合博満、リー、若松勉、ブーマー、与那嶺要氏など、歴代の記録保持者ベスト10を含めてもイチローに並ぶ、またイチローを超える生涯打率の3割打者としての記録は信じがたいほど、いないのです。

あの、打撃の神様の川上さんでさえです。若松さんも、張本さんでさえもです。恐らく、17年連続打率3割を超えている選手はどの元プロ野球選手も達成していないように思います。
まさしく、打撃の神様と打撃の天才・打撃の職人のコラボですね。

今、周りを見渡しても、現時点で記録を破りそうな候補選手がいないことを考えると、今後、100年間は破れない不滅の記録とも思います。将来に亘って、語り継がれる記録になっているイチローが、2012年にどう活躍するかが大きな注目ポイントになるのではないかと思います。

産経新聞の記事に、2011年の38歳のイチローが、打率3割を割った不振の理由として
脚力とスイング速度が低下したのではないかと、オリックス時代からイチローの打撃フォームを分析してきた中京大スポーツ科学部の湯浅景元教授が指摘しているようです。

これまでのシーズンでは時速155〜157キロだったスイング速度が、今季は150キロを切ることも、たびたびあり瞬発的に大きな力を引き出す速筋に衰えが見られて、スイングを支える脚力が衰える、脚力低下が証拠と見ているようです。

やはり、野球の基本は、走りこみを中心に脚力を鍛える、下半身を鍛えることがピッチャーも含め野球選手の基本と言われていますがまさに、体現しています。

今後、下半身、脚力をどうつけていくのかですね? 今まで、走りこみなどしていなかったとは
イチローには考えにくいですし、と心底そう思っていたら、案外そうではないようです。

なぜかと言いますと、試合前の練習の変化です。本来、イチローは、全体練習前にグランドでの練習にキャッチボールやランニングを慣行していたのですが

2011年は、今後の体調変化など先を見越して意図的に、その運動の準備を無くしていたようなのです。確かに、年齢や加齢や疲労度により、これまでと同じ体調管理とはいかないと思いますが、

ランニングやスローイングは、悪条件でも敢行して来たなら、カタチは違えども、試合前のウォーミングアップにはある程度はランニングやスローイングを取り入れて準備に備えることが必用ではあったと思います。

過酷な連続試合の中では疲労を回復する時間が予想以上に要したのか、単純に今後の準備のための試しをしていたのか分かりませんが、その準備ができなかったことが、不振の原因の1つのように感じます。

どんな運動でもウォーミングアップがあって初めて体調や筋肉が整えられて、激しい運動に耐えれる体が出来上がる、車で言うと、冬の暖機運転に近いものです。これまで長年やってきた方法を変えることより体調やバランスが崩れ、それが微妙にバッティングに影響を及ぼす可能性があったように想像します。

試合後のクールダウンはどうだったのか少なくともこれまでのスタイルを変えた影響は
打率・安打数の結果として出た事実は変えようもありません。

今後の疲労回復の食事のバランスや試合前の準備、下半身、上半身の鍛え方、これまでのスタイルをどうするのか、とても関心があるところです。

現状にとどめることは40代半ばまでできるようなので、これからのイチローが、次年度にどのように準備・対応してくるか多くのイチローファンは固唾を呑んで、次年度の活躍を期待してると思います。イチローの復活を待ちたい!そんな、楽しみがひとつ増えました。

そして、2012年、メジャーリーグ開幕。東京ドームでの、アスレチックとの試合で、いきなり4安打、1打点の大活躍でマリナーズの勢い火ををつけましたね。

クリーンナップが活躍すると
チームに勢いがつきます。2011年の、調整が2012年の試合にどのように変化していくのか
まさしく、イチローの活躍・復活を楽しみにしています。と、していますが、前半を終えた2012年では、2割6分に低迷しています。

が、そのまま行くとは考えにくいし、打順が3番のスタイルで適応させることで微妙にバッティングフォームを変えていったとするとそのバッティングフォームとバッティングコントロールのバランスに後遺症が残ったりしているのかこれは本人でないと分からないことですね。

ただ、イチロー本人には、どんなスタイルでも、どんなバッティング打率でも周りを一切気にしないでこれまで同様に、日々研究して重圧をもろともしないで気楽に力を抜いて、思いっきりバットを振りぬいていってほしいですね。(ここまでは、2012年7月10日更新)

その後イチローは突如、ヤンキースに電撃トレードされます。

イチローがヤンキースに電撃移籍トレード?
2013年メジャーリーグ開幕は(ダルビッシュ、イチロー、黒田、藤川球児の活躍は?)

そして、2013年6月5日現在、メジャー最後の4割打者で『打撃の神様』と称される
テッド・ウィリアムズに並ぶ一方で昨年の輝きにはまだほど遠いものの、不振にあえぎながら
一歩一歩ゆっくり進んでいるのかもしれません。(2013年5月5日更新)

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