ガソリン価格が、リッター173円、あり得ない数字を、どんどん更新しています。
1日で十数円の値上げ、投機マネーが、原油価格を押し上げ、儲かったお金が、さらに投機に拍車をかけ、余剰金が、株へと向かっているように思います。
このまま推移すると200円時代が到来するのも時間の問題。大型車が走るとガソリンをばら撒いていると、よく言ったものですが、今や、ガソリンでなく、お金をばら撒いている感じでしょうか。
ちょっと近くのお店に行くだけでも、タクシーメータが廻っているような感覚も、出てくるかもしれません。政府はこのあたり、対策をとっているようには思えません。
起こっていることを感じながらも、庶民の実感が沸かないから、変化がありながらもも、様子見任せみたいになってしまいます。
ニュースだけが賑わって、政府の真剣味が感じられません。
現に、漁船の重油が高騰して、マグロ漁に出れないことになっています。産業に波及することは必至の状態ですよね。
やがては、庶民の食卓にも。質の低下と安全性への懸念にも状況が変化すれば、腰を上げるのかもしれません。
野党がどこまで対策を立てて、迫れるかがポイントになりそうです。野党の持つ結束した機能を発揮してもらいたいですね。
今の投機は、ちょっとしたことでも材料にして、呼び水となり、
原油価格を押し上げる。際限なく、値上がりすると、投機の行く末は、どこかでつじつまが合うことになるのでしょうけど。
そこを更に平気で突破していくのかは・・・
関係各国が、早急にエネルギー対策を、取らない限り、このままで行くと大変なことに発展する可能性も考えられます。
いち早い本腰対策こそが経済を安定へと導いていきます。