アップル(Apple)がついに、米国で賞賛される企業のベスト20社をアメリカ経済誌のフォーチュン誌が発表した、2007年に17位だった、アメリカ電子機器大手のアップル(Apple)がNo.1(ナンバーワン)となったと、ニューヨーク共同が伝えています。
アップル(Apple)の躍進ぶり、成長性が光ります。
日本のトヨタ自動車は順位を2つ下げて5位。
アップル(Apple)と言えば、スティーブ・ジョブズ氏率いる、あの前社名アップルコンピュータ(Apple Computer)。
アップルコンピュータをジョブズ氏とスティーブ・ヴォズニアック氏がガレージ内に共同で創立して、紆余曲折の後、ここまで来た新鋭の会社。
そのガレージ(車庫や物置)からスタートした会社が、日本の代表的企業である、トヨタ自動車を抜くとは当時、誰もが想像していなかったと思います。
それだけ、ここ数年を見ても、また過去を遡っても、アップル(Apple)が、常に革新的な存在で、近年でも、iTuneミュージックの音楽配信であったり、iPodであったり、
また、アメリカで発売されて話題になったiPhoneであったり、話題が途切れることなく、常に革新の製品を打ち出してきたアップル(Apple)ならではのベストワンだと思います。
これだけ斬新な製品投入をしている会社、また、過去にない製品を斬新なアイデアと想いをカタチに変えて、常にヒット商品を送り出している会社は、強い記憶中でもありません。
投入するものを全てといっていいほど、ヒット商品に変えるのは至難の業であると同時に、将来のイメージ図を明確に描けているのはCEOと周りのブレインだったり、スタッフでしょう。
その過去からの製品は、コンピュータの冠をとってアメリカ電子機器の分野のジャンルになっていますが、コンピュータにしても現在、世界一薄いノート型ラップトップパソコンiBookとして登場しています。
製品が創業当時から現在に至っても、意思や理念、イメージなど、既存市場には無いコンセプトを製品化するAppleの持つ企業理念が一貫して今なお受け継がれ、息づいている、まさに過去のジョブズ氏のDNAが今も止まることなく更に進化しています。
企業の役割、コンピュータから始まって、分野は電話機器、音楽、映像、通信など幅広く、特筆できるのは、その一定分野にとらわれず、
例えば印刷業界をも巻き込んで一変させ、印刷を誰もが驚くほど根本から変えてしまった展開が自然に出来ている点も優れた企業と言えます。
Appleの企業理念の根幹は、既存のものに全く囚われない精神、より便利で快適で楽しめる、そして、驚くほど役に立つこと、そして、感動があること、教育から企業、家庭、個人にいたるまで。
そして、これまで誰もが成しえなかった事、またイメージすら出来なかったことを、完成度の高い製品に仕上げ、市場に送り出したこと。しかも、普及品として、時にはプロ用として。
企業の役割が、過去のコンピュータから抜け出して、お客様の満足度も高めつつ、上記のドメイン(領域)内外間を新たに満たし続けている。
スティーブ・ジョブズ氏の、過去から現在に至るまで、基調講演でも毎回見られる、創業当時からの一貫したラフスタイル、自由闊達なスタイルこそ、製品の自由度や真髄が、製品の範疇や進化にも生かされ息づいているのかもしれない。
守備範囲が広く、かつ奥深く、さらに革新的新製品の攻撃範囲もそれ以上に裾野を広げている。
それで、自然に注目される企業の一社になってくるのは、これもまた必然ですね。
アップル(Apple)のこれから先の躍進がどこまで進むのか、ジョブズ氏のDNAがどのように引き継がれるのか、注目です。