イチローの3000本安打達成は快挙の一言、メジャーリーガーからすると、あまり内心あまりうれしくないかもしれないが、日本では一律に祝歓迎ムード。
日本に2人しか達成していないこの記録、この先も達成できる選手は日本に探すほうが難しいかもしれませんね。
現役ではただ一人、このままどこまで行くのか誰もがちょっとは想像は出来ても、遥か長い道のりをこの先も進んでいくので到達記録は更に更新しつづけるでしょうか。
打撃の神様、川上哲治氏を超えて、打撃の職人や天才から、将棋で言うところの永世名人的存在になった。
イチローにすると、まだまだ途上の感と言いたいところでしょうけど。
その中でも、メディアでも誰もが取り上げてはいませんが、もっとすごい記録がある。
それは、入団当初は別として、3割バッターとして記録をスタートして以来、3割記録がいまだに毎年途切れていない、この連続記録それそのものにも、とても高い価値があります。
これこそがイチローが天才打者と言われる所以かもしれません。
今年はまだ終わってはいませんが、現在、3割ラインぎりぎりの位置を行ったり来たりしていていますが、この3割以上の打率はシーズン終了まで維持して残してもらいたいものですね。
これは、過去歴代選手のデータで知る限りでは、毎年3割バッターとして残した記録こそが、イチローの真骨頂であり、昔でいう、投手では沢村選手と対にできる存在のバッターではないでしょうか。
ある意味、投手部門に沢村賞があるように、将来イチローが現役を止めた後には、名前に冠する賞が出来ても、おかしくない存在になったのではないかと錯覚するくらい記録づくしと記録更新の嵐と言えば大げさでしょうか。
後世に偉大なバッターとして延々と語り継がれることになることは間違いないと思います。
現役途上をまだまだこの先も見れることは、とてもラッキーですね。