国民生活センターによると、一般的に30〜40%のカカオを含む、高カカオチョコレートが、各メーカーから発売され、種類も豊富にあり、売り上げを伸ばしている一方で、
高カカオチョコレートはカカオの含量や脂質が多く、エネルギーは比較的に高いので、摂り過ぎにも注意が必要のようです。
その中で、高カカオチョコレートの注意点としては・・・
間食として食べることが多い食品であるので量の摂り過ぎに注意。嗜好品として楽しむ分には問題ないけど、利尿作用や興奮作用のあるテオブロミンやカフェインが含まれ、アレルギーを起こす人がいることも知られているためで、
これらの成分に敏感な人やテオフィリン等の医薬品を使用している人も注意が必要とのことです。
近年に、残留農薬やカビ毒の一種であるアフラトキシンが、チョコレートの原材料である生鮮カカオ豆から検出され、積戻しや廃棄が行われていた報告もあるからです。
また、土壌からの由来と思われる重金属のカドミウムについて測定した結果では、すぐに健康被害を及ぼす量ではないけど、チョコレート中のカドミウム含量は、銘柄によって差があったみたいですね。
銘柄表示にはカドミウムの含有量の表示が出しにくいと思うので仮に含まれていないとすると含有しないなど、ラベル裏にでも明記されていればいいですね。
また、企業努力としても是非努めて欲しいと思います。
では、チョコレートの効能とは・・・
日本チョコレート・ココア協会によると、生活習慣病の一つである循環器疾患による死亡リスクが低減するといった疫学調査が報告されています。
また、最近の臨床介入試験においてはチョコレートの摂取が血圧を低下させ、ココアがLDLを下げHDLを上げる等、先の疫学調査の結果を支持する報告が数多くなされているようです。
私も、チョコレート好きで、一月に1枚以上は買って楽しみながら食べていますが、要はダイエット集中ではなく、嗜好品のひとつとして食べればいいのではと思います