うつ病の発生メカニズム解明で、自分で出来る範囲の対策は?

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名古屋市にある名城大学の鍋島俊隆特任教授と名古屋大学などからなる研究グループが、
うつ病の発生メカニズムを解明したと、NHKが伝えています。

うつ病などを発症しやすくしたマウスを、集団と一匹ずつ隔離した場合に分けて、ヒトの思春期に当たる時期から3週間にわたって飼育した結果、ストレスを与えいても集団飼育したマウスには異常は見られない一方で、

隔離したマウスには、認知力が低下する、動きに活発さがなくなるなど、うつ病や統合失調症の症状が見られ、脳を刺激する「ドーパミン」という物質大幅に低下したとのことです。

この、ドーパミンとは、美味いものを食べたり、収入など好ましい「報酬」を得たりした際に分泌される脳内物質で、人の生存本能と深い関係があると考えられています。

また、好きな音楽を聴くと良い気分になるのは、脳内で快感伝達物質ドーパミンが大量に分泌されることを、カナダ・マギル大学の研究チームが突き止めています。

音楽によって喚起される「高揚感」「緊張」「予感」「驚き」「期待」などの感情が関与しているみたいですね。

話を戻すと、ここから分かることは、ストレスがあっても、まず集団生活の中で過ごす時間が大切で、思春期に当たる時期が、ストレスを受けて何らかの理由で孤立無援であったとしても、
なんとか集団生活の中の環境に意思をもって交わる努力をしていけばいいのではないでしょうか。

つまり、変化を自ら作り出していくことをしていけば、うつになりづらい変化をもたらすと思います。

きちんとした、食事、適度な運動をして、集団生活になじむ努力をしていけばいいのですね。
うつは、ある意味、自分でも環境を変えようとする努力も手伝ってもらい、自分で高揚感を作り出す努力が出来ればいいですね。

ストレスや疲れた時、チョコレートなどの甘いお菓子を食するのも、ドーパミンを出すため、ストレス緩和のため本能が作り出す調和。

運動などもそうです、運動後のシャワーを浴びた後の気持ちのいいことは、体験からわかると思います。スッキリした満足感はないでしょうか。

子供が、もし孤立していれば、親が子供を連れて、人のいる場所に連れて行くなりして、集団に交わる努力をしていけばいいと思います。

つまり、一気でなくても、少しづつ慣れさせるようにしていけばいいでしょうか。
大人であれば、同様にそのような機会を作っていくように、ちょっと努力をしていくようにしてはいかがでしょうか。

どんな状況でも、自分を見捨てず、変化を自ら作り出し、チェンジしていく努力ですね。
もちろん、これが全てではないにせよ、

これができれば、倦怠感からの脱出に成功することになります。
そして、自分のどんなに小さな成功にも、たとえ小さな褒美でも、出すことも忘れずに。

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