天才バッターイチローも人の子、そして次の
2014/05/17
天才バッターイチローも人の子と言えるのではないかと思います。
一流のピッチャーが得意とするボールを投げれば、天才バッターと言えども、そう打てるものではないことが証明できる。
今日のエンゼルスのラッキー投手のピッチングがイチローの天才でも、そうやすやすと打てるものではないことを証明しています。
早く追い込まれて、最後は得意とする落差のあるカープ攻め。しかも、ボールとも言えそうなカープ。完全に捨て球を打っている。
落差は大きいものの、全く手が出なくて、打つのがやっと。
バッターの弱いつぼに来たら、全く打てないことが、全天候性のイチローですら分かります。
このピッチャーの攻略は、追い込まれて打つのではなく、カーブが来る前に打つことが必要になります。
早く追い込んでくるピッチャーには、早く対応してバッティングチャンスを自ら作っていくことが攻略だ。
ラッキーは、ちゃんと攻略方法をイチローより考えている。当然、エンゼルスのピッチャーはイチロー攻略を知って全力で当たってくる。
メジャーリーガーのプライドも当然、加速することをイチローは、まだ表面的な面しか知らない。全力でぶっかってくる。
イチローはその攻略法の前にいるので、打てない。そんな対戦図でした。
棒球でもヒットするわけですから、対応も早めにすること。これがキーワードになります。
目の前の連続200安打に向けてGo!応援しています。
そして、ついに9年連続200本安打達成。おめでとうございます。
ただ、イチローにとってはこれも通過点。なぜなら、ピートローズ氏をはじめ、
大リーグには、数々の記録があります。
密かにピート・ローズ氏の記録へ黙々と積み重ねていく秘めた闘志がイメージとして保管されているはずです。
そのまた上を目指して。イチローが達成しなければならないことが一つあるとするならば
変化の鋭いカープ打ちをどう処理していくか、打つ見極めを選択していかないといけない技術
イチローを持ってきてもなかなか難しい技術なのかもしれません。
この技術に対応できるとするならば、それは天才を超えて科学で例えるとするならば
アインシュタインの領域になります。
先日のあのラッキーのカーブの変化の鋭さにも対応することをはじめ、その対応を適切にこなすことができた時にはそのたどり着けなかった領域に入ることができると言えます。
バッティングでは、4割近いアベレージが残せる領域。
イチローは鋭く変化する、すれすれのボールにあえて手を出して失敗するケースが目立つのは失敗しない走塁ケースの確率を狙っていることも一因にあります。
打率稼ぎではなく、一歩でも前に塁に出るヒットケースを想定し優先させています。
いまだ見てない未踏の領域に踏み込めた時には、次の新たな進化が遂げられる、そうした野球人未踏のテーマに踏み込もうとしているのかもしれません。
関連記事はこちら
関連記事
-
-
2014年 MLBもメジャーリーグの試合生中継で昨年以上に面白い!
2014年 MLBも昨年以上に面白くなりそうです!ヤンキースの田中将大、黒田、イチロー、レンジャーズ ダルビッシュ有、レッドソックスの上原、田沢、カブスの藤川、メッツをはじめ多くのメジャーリーガーの名前が今後の幕開けに備え、準備しています。2014年のメジャーリーガーはどう活躍していくのか?
-
-
MLB(メジャーリーグ)をネットで5倍楽しむ方法は?
MLB(メジャーリーグ)をネットで5倍楽しめれば、イチローのバッティングやダルビ …
-
-
ヤンキース 田中が2017年メジャー開幕戦で打ち込まれた理由は?
ヤンキース 田中が開幕戦でメッタ打ちに打ち込まれた状況は? ヤンキ …
-
-
イチローとWBC
イチロー本人しか分かりませんが、恐らくWBCと打順、ナインを意識していて、微妙にバッティングにズレを起しているのではないかと憶測します。または、三番のイチローを自ら作り出している。
-
-
2014 FIFAワールドカップは、ドラマの縮図!
2014 FIFAワールドカップは、観ていてドラマの縮図が当てはまります。 どの …
-
-
2015年、プロ野球に続き、米大リーグ開幕。田中将大投手、次回の先発に要注目!
2015年の米大リーグが開幕して、ヤンキースの田中将大投手が開幕投手を務めました …
-
-
マー君V.S.イチロー直接の初対決!2015年6月試合に注目、軍配はどっち?
イチローV.S.マー君との直接対決の前日、ロッキーズ戦の7回2死二塁から代打で、 …
-
-
mlb ダルビッシュ、イチロー、黒田、岩隈らの活躍は?【5月版】
mlb ダルビッシュ、イチロー、黒田、岩隈らの活躍は?【5月】気になる日本人(MLB)メジャーリーガーが多数活躍する2013年メジャーリーグ・MLBライブ中継時系列として、最新の日本人メジャーリーガーの記事を日付順に記載。5月1日の日本人MLBは、いきなり、ヤンキースの黒田とイチローの先発で観れ、しかも同日、レンジャーズのダルビッシュの試合も同時並行とは、贅沢な試合展開・・
-
-
イチローと松井秀喜の、『一流のプロフェッショナル』の違いは?パート2
イチローと松井秀喜の、『一流のプロフェッショナル』の違いは?パート2では、前回の、続きをしていきます。イチローにしても、松井秀喜にしても、どちらも、『一流のプロ中のプロ』なのです。松井にいたっては、ヤンキースを離れて、3年は経っていてもヤンキースが、松井引退の花道を作っている話も、急浮上しています。1日限りの契約で、オープン戦での引退試合や開幕戦での始球式などで松井、イチロー、黒田とのトリプル初登場が実現する可能性があったりします。もちろん、日本のジャイアンツでも、その話は先に同様に出ていて、これだけ、両都市で注目されているのは異例です。それだけ、引退してもなおかつ、ニューヨークでも、日本でも高い評価を得ています。イチローの評価も、言うまでもありません。ところで、イチローも松井も、技術やプロ魂を追求はしていますが考え方が違うのですね。それが、プロ野球で長くプレーできるかどうかの分かれ目にもつながっているように思います。松井については、そのうち、色々どうのようにして、プロ技術を高めていったのかは、明らかにされていくと思いますが、イチローは、その高め方が分かって来ました。これは、以降については、あくまで、私自身の考え方や、気づきや思いとしての想像の範囲になります。
-
-
サッカーの結果を見方一つで180度違う考え方とは?
サッカーの結果を見方一つで180度違う考え方とは? 一体どういうこと? と、なるかもしれません。試合にフル出場した日本代表のMF本田圭佑のコメントがとても興味深い。これにより、親善試合、サッカーの結果ひとつに対して、見方や捉え方、また実践した実情を知っている、知らないことにより180度違う、まったく真逆の考え方になってしまうのです。実情を知らないと結構、このあたりは怖いところでもあり・・
- PREV
- ミツバチの減少は携帯電話にも要因が。
- NEXT
- スーザンボイルと2016年オリンピックと楽天