信頼性は長きにわたり築れますが、反面、信頼性は一瞬で失います。
最近のホテルのメニューの誤表記、偽装など問題になっていますが、食材や食事のメニューが違った状態で、そもそも長い間、人の前に提示されていることは考えにくいわけです。
ここにきて信頼性が問われる問題を一流ホテルが突きつけられています。ちゃんとしているホテルまで迷惑がかかるのですね。
知らぬ存ぜぬ、従業員の知識が無いと言うのでは、トップの資質や資格はどうでしょうか。これこそ、信頼性です。
一生懸命に信頼性を大事にしている社員、従業員、パートに対して感謝の念を疑います。
一流の信頼性の看板を背負いながら、お客様への信頼性を裏切る行為があるなら、一流ホテルと言えども考えものです。
信頼を得るには長い時間と歴史がかかる一方で、信頼性を失うのは一瞬で失ってしまうわけです。
案外そのことに気がつかないトップや経営者がいるのは否めません。とてももったいないことです。
せっかく長きに亘り、伝統や信頼性を先代や歴史から引き継ぎ、一層の繁栄に向けてバトンタッチを受けたはずなのに・・・
考え方によっては一定期間は確かに食材のコストを抑えられることもあるでしょう。
ただ、せっかく楽しみにしていた人を失望させる、せっかく高い料金を支払って、一流のホテルだから安心して、食べに行く人や食事に対して理由がなんにせよ、表示のメニュー食材と違うものが出てくることがアホらしく思うわけです。
だれだって当然ですよね。 皆がみんな、裕福な人ばかりではありません。
これまで一度も行ったこともない人や、家族や、両親、恋人、子供が記念日で両親を招待したり、一生懸命に貯めたお金でホテルで結婚式や披露宴をする。
多くの人に祝福されて。今回初めて楽しみにしてやって来る人だっているわけです。
そんな人に対して。真心のこもった、暖かい食事や、おもてなしの精神に反することは本当にいかがなものでしょうか。
楽しみに行く人にとって・・・。
超一流のホテルとは?
また、超一流の現場責任者や総料理長とは?
最初にやることは、運ばれてきた食材には産地やどんな品質の食材かは
発注する前でも後でも両方で分かりますし、
搬入されて来た時の箱に印字されているでしょう。
それなのに・・です。
万一、誤表記としても、責任者は仕事をしているの?
と、なります。あなた任せでは・・責任者は務まりません。
下への責任転換では、更にですね。