2021年は通信、AI、自動運転、EV(電気自動車)と
年を追うごとに技術の新歩はより加速を増していく一方で、
淘汰も進み競争は激化する時代へと突入してきましたね。
2022年はめまぐるしい加速がつく年になると言えそうです。
他方で、人口の減少と雇用、
日本の技術の立ち遅れも反面、色濃く表面化が進むかもしれません。
家電業界を見ても、
かつての技術の粋を集めたお家芸も、
テレビ、半導体の最先端技術も資本提携や技術の移転や流出で
基盤が加速度的に弱体化しているわけです。
これは家電業界に限ったことではなく、
やがて自動車産業にも派生しつつあり、
時間管理と技術の発展性と実用化、
雇用体系を今のままでは、
家電同様に後進国に押しやられる可能性は高まっています。
賃金が安ければいいとしたこれまでのような、
派遣体系を美徳とする、表面的につくろうような労働体系では、
技術発展は見られないどころか、
安定した賃金で働ける環境がないところからは何の技術の進化も抑えられていきます。
過去の労働力が安い国で技術流失をしながら製品づくりに奔走していたことが、
現在の日本にそのツケがきっちり廻ってきたことにもなります。
国の技術の発展が逆転現象につながってきたこと
対策をとらなかったことが今につながってきていることになります。
世界は大きく進化してきている中で、
超加速して進化している国が増えてきています。
日本もその国に負けないように、国と企業が一体化して協力すること、
早急な対策をこうじて進む年が2022年の年と言えます。
ある意味、国のとる役割がいっそう大きくなってきています。
学校教育に目を移すと教員の超過労働、
ブラックの典型的なスタイルに初めて言及しはじめるものの
教員の過度な労働力と無料奉仕的な活動が良しとされてきた
前近代的な時間管理に、少しだけ目を向け始めました。
教師に、正月とお盆の数日の休みを除いて、
土日祝日も休み無しでタイムカード無しで勤務しているのが当たり前になっているわけです。
そうした環境が普通になっている学校は、
典型的なブラック企業も超越しています。
それだけ労働力を酷使されると色々な面で弊害が出てくるわけです。
何かを犠牲にするわけです。
労働力の質を大切にすることを
国が分かり始めるきっかけ作りも大切です。