アカデミー賞4部門受賞のライフ・オブ・パイとは?

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アカデミー賞4部門受賞を独占した『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』とは?
かなり興味深い映画になります。

アカデミー賞の監督賞、編曲賞、撮影賞、視覚効果賞と堂々の4部門独占です。

映像化不可能と思われた奇想天外なストーリーを3Dを駆使して創り出された作品とも言われています。

ブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説になった「パイの物語」として、元々、カナダ人作家のヤン・マーテルが2001年に発表していて「ブロークバック・マウンテン」、「ラスト、コーション」のアン・リー監督が映画化した作品になります。

ライフ・オブ・パイを見たい理由は、まずジェームズ・キャメロン監督がアン・リー監督を、3Dの手法と3Dを使用しない手法を、うまくミックスして絶賛している一品でもあるからです。

ジェームズ・キャメロン監督と言えば、永遠の名作とも不朽の名作(独断と偏見で。笑 マジで)とも言えるかもしれない、あの『タイタニック』を監督しました。そして、『3Dアバター』ですね。

ジェームズ・キャメロン監督のタイタニック、3Dタイタニック、そして、3Dアバターを観ました。

観た自分の個人の評価順は上記の順番です。アバターは、びっくりするほどの映画ではなかったですが技術は画期的でした。

これから、3Dテレビがスタートしたのも、この時期ですね。そして、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』がアカデミー賞の監督賞、視覚効果賞、撮影賞受賞の各部門で、いったいどういう作品になっているのか、興味津々、一気に観たくなったのです。

本来は、題名だけ見る限りでは『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』を軽くすっ飛ばして、
『007スカイフォール』や、『ダイ・ハード』を先に観るのに、それすら、まだ観ていないのに!!・・・
しかもですよ、副題にあるトラと漂流した227日で、こともあろうか、

『トラと漂流した227日間も、どうして生き延びられたのか』、と言うナレーションCMも、またまたすごく興味をそそられます。

これでもか、これでもかと、観たさが襲いかかってきます。
今日、これから観に行く予定です。さて、結末はどうなるのかは・・・。観たストーリーはココでも決して言いませんよ。先に言ってしまえば全然面白くないじゃないですか。

確かに3Dとしては、ジェームズ・キャメロン監督とは描画手法は違う感があります。
つまり魅せ方として。その中の一つにトラと海と自然の描画法が面白いですね。
主人公のパイも、どうやってトラと生活していたのかも。トラはリアルに描画されています。

どう観ても本物のトラです。ここまで、3Dで出来るとは、かなり進化しました。

勿論、過去の動物では既に出来上がってCGで様々な生き物が使用されていますが。

また作品としては、アカデミー賞の編曲としては、全然物足りなさがありますが、撮影賞、視覚効果賞は、アカデミー賞の値は十二分に描画されています。楽しみにしていただけに、全体的には、それなりの作品に仕上がってはいました。

でも、物足りなさを感じます。ただ、映画『タイタニック』を、全体的には超えていないのは
ストーリー的な世界観が、タイタニックが圧倒的に秀でているからでしょうか。

また、編曲などの音楽全体としても、タイタニックは全然超えていません。スーザン・ボイルのオーディションもそうでしたけど、タイタニックのメロディーを何度聴いても、心にしみてしまいます。
映画のシーンと音楽が一対になって、心に入り込んでくるのですね。それこそ、アカデミー賞に輝く値のある音楽になります。

アカデミー賞の音楽部門で受賞した、映画『ポーラー・エクスプレス』も、そうですね。
どのシーンの音楽も素晴らしいだけでなく、ストーリも同様に夢の深みを感じる一作品と言えます。エンディングのテーマソングは歌詞ともども感動ものです。

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