鏡開きのことばはよく聞きますが
深い意味では知らないことや
鏡開きの本来の意味はどこから来ているのでしょう?
身近なところ鏡開きの日はいつなのか。
なぜ、お汁粉(おしるこ)なのでしょうか?
![鏡餅のおしるこ](https://bettertobest.com/wp-content/uploads/2022/01/kakamimo2-1024x841.jpg)
順番に追って見ていきますね。
鏡開きはいつの日で、何をするの?1月11日に鏡開きする理由は?
鏡開きは毎年1月11日のため
2022年の鏡開きも1月11日になります。
(地方や地域によっては違いますが)
では、なぜ1月11日の日に鏡開きをするのでしょうか?
本来は小正月の1月15日の後になる20日ごろに行われていました。
鏡開きが1月11日になった所説はありますが
その中に、江戸幕府3代将軍徳川家光の命日が
1651年4月20日の48歳で亡くなった日に関係します。
当初の鏡開きが全国で1月20日の日がでしたが
その鏡開きの日がそれぞれ 20日 で重なることから
20日では縁起が悪いことから避けて11日になったのです。
鏡開きの日と松の内の関係、松の日と門松、鏡餅の意味するのは一体何?
門松などのお正月飾りを飾る期間が松の内と呼ばれています。
松の内の期間はお正月に各家庭に寄られる年神様が幸せをもたらすとされ
その寄られる道しるべにされている門松を飾る期間があるのです。
![門松](https://bettertobest.com/wp-content/uploads/2022/01/kakamimo3.jpg)
そのため、松の内の期間に年神様をお迎えして
お供えしている鏡餅に年神様が宿ると言われています。
そして、年神様をお迎えして鏡餅に宿って家族ともに過ごされます。
そのため松の内である期間を終え
その鏡餅をありがたくいただきます。
そうしたことから、松の日、門松、鏡餅は深く関係して
神聖な行事とて古から伝えられ引き継がれているのですね。
鏡餅はおしるこ(お汁粉)でないとダメなの?
そんなことはありません。
年神様のお下がりとしていただく儀式で
おしるこ(お汁粉)やぜんざいでなくてもいいのです。
飾りとして飾って単に餅だからといって食べるのではなく
神様からのお下がりとしていただき
鏡餅を割っていただくことで力がみなぎる
力が入ることにつながるのですね。
必ず、おしるこで食べるのではなく、食べやすくあんとの相性も良い
商人の間で大切にしている縁起から広まり一般的な儀式にもなったのです。
また、甘いとこどもたちにも食べやすくなりますね
ありがたくいただければ、お雑煮、力うどん、安倍川餅、ぜんざいなど
お好みに応じてありがたくいただければ何でもいいのです。