2013侍ジャパンの活躍の評価は?
2014/05/17
2013侍ジャパンの活躍の評価は?ですが、先に結論として、現役メジャーリーガーが不在の中、一方、他国のチームはメジャーリーガーがひしめく中で本当に2013侍ジャパンはよくやりました。
心から拍手を送りたいと思います。
2013侍ジャパンがスタートして日本の各チームとの練習試合が始まった頃の成果はひどいものでした。
ある意味、時期が時期だけに、早期に準備していたと言うものの、この時期のスタートは、なかなかエンジンがかからないものだとも思います。
投打に不調があったとしても決して不思議ではないわけですね。
2013年の侍ジャパンは、実践を通して調子をあげていく中で、危機的ハードルを越えつつ渡米する前、一つひとつの試合できっかけを確実につかみ、選手間でも一体化が感じられ、チーム全体を最高潮の状態に持っていきました。
待望の目的であった米国に渡り、準決勝からは環境がガラリと変わり戦い方は、うって変わりこれまでとは違ってきました。
アウェーで微妙な戦い方になれば歯車がかみ合わなくもなる可能性も当然あるわけですね。
ただ、短かくも長きにわたる戦いの中で成長してある意味進化を始めていったとも言えます。
進化には、単なる技術だけを指すものではなくあらゆる環境に対して、どんな不利な戦い方に対しても、また、細かな動作に対しても対応できて初めて、進化したといえるのですね。
進化をはじめたとは言えアウェーでの環境で急変して、応援もこれまでとは逆になり緊張感が漂っていました。また、プエルトリコは本土決戦で慣れ言い訳にはなりませんが日本には不利な環境であった事実もあります。
ちょっとしたひとつの審判の微妙な判定から投打とも手元が狂ってくる可能性を十分に秘めてもいます。厳しい環境でどのように対応していけるのか。このあたりはとても重要なことでもあります。
また、今回のプエルトリコ戦の重盗については、曖昧な選手任せのサインでは内川は、全く責められるべきではないでしょう。全体的には結果ミスとはなりますが内川1人のミスでは決してないですね。選手お任せサインなら、今回は監督の采配になります。どれだけ、前回のWBC、今回のWBCでもどれだけ内川に助けられたか。本当に内川はよくやりました。
このケースの場合、二塁走者が中途半端に戻れば、塁半ばで刺される可能性も高いですし
また、二塁走者の走塁を見て、戻らないことを確認しての二盗ではタイミングでは完全にアウトでしょう。走るなら一気、同時しか方法はありません。
戻る重盗サインありなら、重盗はやってはいけないことですね。前回の、鳥谷の選手の三盗とは訳が違います。
今回の場合、どちらにしろリードを許している中、中途半端な走塁では、一塁か二塁で、刺されてアウトの可能性は大です。いくら、二塁送球するにしてもGOなら、一気に駆け抜けないと両走者のいづれかタイミングアウトになるわけですね。
ましてや、三盗なら100%成功は、代走でない限りは更に、前回の鳥谷の三盗以上のリスクがあることになります。監督が念を押したり、選手に事前に伝えて欲しかった『こうした想定での事前の打ち合わせを確認しておきたかったところです』
または、自分が望ましいと考える『ディス・ボール(次の一球で走り切る指示)』これに尽きます。成功するにせよ、失敗するにせよ。
トライすることは、状況によってはアリと思います。
8回1アウト、リードされて迎えた中、どの選択肢も同じようなリスクはあります。
そのまま何も策をとらず、ダブルプレーで一気に8回終了もありますし、送りバントで、二三塁(成功するかしないかは、更にリスクがつきます)どれも、次のベースを狙うには賭けとなるわけですね。
それは、前回の鳥谷の三盗の成功から、準決勝まで来れたのを見ても、結果論になるので、どれが正解とは言えないわけです。
むしろ必要なのは、どの戦術を取るにしても、失敗を恐れず、完全にやり切るプレーなのですね。それには、コミュニケーションがとれ、完成された中での監督の戦術指示をすることでもあります。
今回のシーンでは、前回とは状況が違うので任せるのではなく重盗のサインなら『行け または 待て』の、いずれかです。同時に一気に駆け抜けるか、走らないかですね。
あのシーン井端の気持ちも、内川の気持ちもそれぞれ、すっごく分かりやす程良く分かる!!のはなぜ?共通しているのは、どちらも100%成功を狙っていることです。
しかしですよ、2013年の侍ジャパンは総評として、本当によくやったと思います。
井端、鳥谷、内川をはじめ、多くの侍ジャパン選手には再度大いなる拍手を送りたいと思います。正々堂々と、胸を張って、新しいペナントレースも戦って欲しいと思います。
さして、メジャーリーガーが居ない中でも高く評価はできると思います。
本当にお疲れさまでした!!それだけのことは、やりきったと断言出来ます。これからも選手個人は、大いに応援していきます。もちろん、内川選手も、井端選手も。
そして、もちろん、2013侍ジャパン選手全員もです。
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